皆さん気になるハウスクリーニング。新築の頃みたいにキレイにしたい!汚れが目立つからそこだけでも!しかし、ハウスクリーニングを頼むときにネックになりがちなのが、その値段。「高いお金を払ってキレイになるのはわかるけど……。」と思う方は多くいらっしゃるかと思います。
そこで、今回このコラムでは自分でできるハウスクリーニングについてご紹介していきます。そのうえ、今流行りの「DIY」ができて壁のカビ除去もできる方法をご紹介します!
【DIY】自分でハウスクリーニング!失敗しない5つのお掃除テクニック
自分でハウスクリーニングする際に気を付けなければならない点とはなんでしょうか?汚れているところを強くこすらないこと?それとも、むやみやたらに掃除をしはじめること?考えてみると注意すべき点がなかなか思い浮かびませんよね。
この章では。5つの気を付けるべきポイントを紹介します。ぜひ参考にして失敗しないハウスクリーニングをおこなえるようにしましょう!
【初めに】掃除道具・服装を準備する
掃除をする前に重要なのが、準備をすることです。掃除最中に「あの道具がない!あれもない!」では集中ができないうえに効率がとても悪くなってしまいます。場所により、必要な道具なども変わってきますのでその場所に適した掃除道具を準備しましょう。
基本的に必要な道具は、ゴム手袋にバスブーツ、バケツ、メラミンスポンジ、ブラシ、高いところで作業するときには脚立が必要になってきます。
そして、もっとも大事なのが服装です。掃除中に自分がお気に入りの服装が汚れてしまっては大変ですし、動きづらい服装だったりしては効率が下がってしまいます。ですので、掃除をする際には動きやすい服装で作業しましょう。
【その1】どこから掃除をするか決める
掃除をする場所をあらかじめ決めておきましょう。場所を選ばずに、あっちもこっちも作業をしてしまったら収拾が付かなくなってしまうからです。
そして、キレイにするどころか散らかしてしまうおそれも出てきますので、一箇所ごとに丁寧に掃除をおこなうようにしましょう。一箇所ずつ作業することで、効率よく素早く掃除を終わらせることができます。
【その2】掃除は上から下、奥から手前へ
掃除の手順としては「上から下、奥から手前」というルールに乗っとって作業を進めましょう。上からする、というのには理由があって例えば下から掃き掃除をしたとしても、天井にホコリなどが付いていたらまた掃きなおさなければなりません。それは、とても手間が掛かるうえに効率が悪く、一向に掃除が終わる気がしませんよね。
なので、一通り上の掃除を終えてから床の掃除を、奥にはゴミが溜まりやすいので手前に掃きだしてしまいましょう。手前へとゴミを一箇所に集めることによってスムーズに掃き掃除が終わります。
【その3】なかなか落ちない場合は「パック」するのもアリ
なかなか汚れが落ちない場所といえば、鏡やシロッコファンでしょう。鏡の水垢ってとても気にりますよね。シロッコファンも同様で日ごろから使うものですから、汚れはどうしても付着してしまうものです。
そんな、なかなか落ちない汚れにはパックをするといいでしょう。キッチンタオルなどに洗剤を含ませ数分~数時間ほど経過すると、汚れが浮きやすく落ちやすくなるので一度試してみてはいかがでしょうか。
【その4】できるだけ分解することが大切
換気扇などの部品を分解できるものは、分解してしまうことも大切です。面倒くさいと思われる方が多くいるかと思いますが、分解をしなければ細部のホコリやゴミなどを、キレイに取り除くことができません。細部に溜まったホコリなどが蓄積してしまえば、大きなホコリや、多量のゴミとなって再び出てきてしまいます。
とくに、照明や換気扇は入念に掃除をした方がいいでしょう。日ごろから掃除をしていれば、ゴミやホコリなどは溜まってはないかと思います。しかし、日ごろから掃除をしている方は少ないと思いますので、照明や換気扇なども外してしっかりと掃除をおこなうことが大切です。
DIYでハウスクリーニングでをうまく進めるコツ
皆さんDIYには、どのようなイメージがありますか?「楽しそう!」と思う方もいれば、「大変そう……。」と感じる方もいるかと思います。DIYをおこなうことによって、長年悩みの種だった、黒カビやたばこのヤニ・カビなどが一気に除去できてしまいます。
キッチンや換気扇の油だってなんのその!そこで、DIYをすることによってどのようなメリットがあるのか、DIYをうまく進めるコツをご紹介していきます。
【壁紙】電化製品の黒ずみ痕、たばこのヤニ・カビを簡単に除去!
気になる家電製品の黒ずみ痕やたばこのヤニ・カビは意外と簡単に落ちてしまうものです。染み込んだ頑固なヤニには、アルカリ性洗剤を使うとよいでしょう。アルカリ洗剤を使うことによってスムーズにヤニを除去できます。
方法は、バケツにお湯を1リットルほどため、アルカリ性洗剤を50ccたらし、雑巾にお湯を含ませ縛り壁を拭いていきます。頑固なヤニも大抵落とせますので、気軽にできる除去方法です。
ヤニ取りが終わったら、水拭きと乾拭きで仕上げましょう。カビを取るには、メラミンスポンジ、クレンザーか酸性清掃洗剤を用意しましょう。メラミンスポンジに酸性洗浄剤を付けながら擦ることにより、キレイになります。
【床】傷や汚れの多い床をよみがえらせるには
日々使っている中で、床はどうしても傷や汚れがついてしまうものですよね。汚れについては、ある法則通りに掃除を進めればキレイになります。
最初に、フローリングワイパーで、ホコリや髪の毛を取りましょう。次に掃除機を掛け小さいごみを吸い取りましょう。次に雑巾で水拭きをするか、ウェットシートで床に付着した汚れを取ります。
最後に水分が残らないように、乾拭きをおこないます。ワイパーをかける際は床に置いてあるものをどかしてからかけましょう。そうすることによって、あとからゴミが出てくるなんてことはありません。
掃除機をかけるときに注意したいのが、ノズルが床から浮かないようにそうっ時期をかけましょう。このときに、浮いてはいけなからといって、強く押し付けないようにしましょう。強く押し付けてしまったら、床に傷がついてしまうおそれがあるためです。
最後に少しゆっくりめに一定のリズムで掃除機をかけましょう。掃除機をかけるスピードが速いと、吸い取れないゴミが出てきてしまいます。水拭きをする際は、汚れが薄ければ水で濡らした雑巾で軽く拭き乾拭きをおすすめします。
【浴室】複数の洗剤を使い分けて…基本は上から作業していくこと
浴室は水垢や、石鹸カスなどさまざまな汚れが目立ってしまう場所といえます。床はもちろんのこと、天井の汚れを気にしている方も多くいらっしゃるかと思います。そんな悩みの種は、複数の洗剤を使うことによって解消できます。お部屋やトイレの掃除のときと同じように、上から清掃をおこないましょう。
前準備として、洗剤や必要なものを用意しておきましょう。使用する洗剤は、アルカリ洗剤・酸性洗剤・漂白剤。道具は、ゴム手袋・脚立・メラミンスポンジ・ブラシ。バスクリーナーやカビ除去剤も用意しておくと便利でしょう。準備ができたら、掃除を開始しましょう。
まずは、お湯をかけて流していきましょう。お湯をかけることにより、皮脂汚れが柔らかくなり、洗剤で落ちやすくなるからです。そのあとにアルカリ洗剤をかけていきましょう。カビがある際は、カビ除去剤または漂白剤を吹きかけ、10分ほど放置したあとに、擦ってカビを落としていきましょう。
水垢や、石鹸カスを取り除く際は、酸性洗剤をかけましょう。酸性洗剤を使用するときは、ゴム手袋をつけて作業に取り掛かるようにしてください。
素手でおこなうと、軽いやけどを負ってしまうおそれがあるので、ゴム手袋は必ず着用しましょう。また、混ぜることで有毒なガスが発生する洗剤もあります。製品の注意書きをきちんと参照してから使用するようにしましょう。
洗剤をかけて擦り終えたら、水で流してください。手順としては、お湯をかけて、洗剤を付けて擦ったら水で流す。この3点をするだけでクリーニングができます。そして、ドアパッキンや、排水口のカビ・ぬめりにはカビ除去剤を使いましょう。壁や、床・浴槽・天井も同様な方法で掃除が可能です。
天井を清掃する際に届かないときは、脚立を使ってクリーニングをおこなってください。脚立を使用するときは、足元に気を付けて慎重に作業しましょう。
【キッチン・換気扇】頑固な油を落とすなら、中性洗剤と家庭にあるもので!
キッチンや、換気扇のなかなか落ちない油汚れに悩まされている方も多くいらっしゃるかと思います。そんな頑固な油汚れは、重曹や使用済の食用油で油汚れとさようならができます。他には、新聞紙や軍手・ゴム手袋・スポンジなどを用意しましょう。
最初は、換気扇のパーツを外していきましょう。掃除し終えたあとに組み立てる必要があるので、説明書も準備してください。説明書がない。そんなときには、外していく際に写真を撮っておくと組み立て時にとても便利です。
掃除をする前に、換気扇の電源を切っておきましょう。換気扇だけでなくブレーカーも落としておくと安心して作業がおこなえます。取り外す際は、必ず手袋を付けて作業してください。部品の角でけがをしてしまったら、掃除どころではなくなってしまいます。
換気扇を外したら、段ボールを小さく切ったもので油汚れを削いでいきましょう。削ぎ終えたら、重曹を使いましょう。頑固な汚れには重曹をペーストしたものがとても効果的です。重曹ペーストの作り方は、重曹2に水1を混ぜて30分以上そのままにしておきましょう。
この重曹ペーストを、気になる汚れ部分に塗っていきます。このとき、手荒れ防止のためゴム手袋を付けて、重曹を塗るようにしてください。塗り終えたら乾燥しないように、ビニール袋などに入れて30分程放置してください。30分程経ちましたら、先ほど使用した段ボールを小さく切ったもので重曹を取り、スポンジを使ってお湯で流します。
続いては使用済の食用油での落とし方です。油を使用する際は、下に新聞紙や段ボールを敷いて作業をこなうと、床などに油が付く心配がなくスムーズに作業がおこなえるのでおすすめです。気になる汚れの箇所に油をのせましょう。新聞紙などで広げると満遍なく塗れます。
油が手に付いてしまうと、なかなか落ちにくいのでゴム手袋を付けて作業をおこないましょう。こちらもビニール袋に入れて30分程放置します。このとき、できるだけ暖かな部屋に置くようにしてください。30分程経った後に、新聞紙や使わなくなった布や雑巾などで油を取り、キッチン用の中性洗剤を使いお湯で流しましょう。
本格的にきれいにするのであればプロの力!
上記の通りにクリーニングしてみたけど、全然汚れが落ちなかった!クリーニングしている時間がないという方にオススメなのが、プロに依頼を出してみるといいでしょう。
プロならば、私たちが知らない掃除方法で、キレイな状態にしてくれます。しかし、業者に依頼することのメリットはそれだけではありません。
目に見えぬ細かいカビ・雑菌までくまなく殺菌
プロに依頼することによって得られるメリットとしては、目に見えない小さなカビや雑菌を除去してくれることでしょう。私たちでは分からないカビや雑菌を見つけ、専用の掃除道具を使い除去してくれるのが業者です。
いくら念入りに清掃しても思ったようにキレイにできない換気扇や、エアコンの清掃……。これらもプロに頼むことによって生まれ変わり、カビや雑菌から解放されます。
適切な洗剤、掃除の仕方で短い時間できれいになります
そして、使いどころによって左右される洗剤。なかには、「これは、この洗剤でいいのかな」と悩んでしまう汚れもあるでしょう。プロならば、どのような汚れかを判断し、キレイにしてくれます。
なにより、私たちにとっては、慣れない清掃は自分たちでおこなうと時間がすごく掛かってしまいます。依頼することにより、時短でキレイになるうえに疲れることもなく、綺麗な状態の部屋や浴室がキレイになるのは、とても魅力的なのではないでしょうか。
研磨のし過ぎ・2度手間などの失敗がない
他にも、せっかく掃除をしたのに家具を戻したら汚れやゴミが残っていた。そんな経験されたことはありませんか?集中してるあまりに見落としてしまったり、足元にあるゴミを取り除き忘れたりということもありますよね。
プロに頼むことによって、このような二度手間がなくなります。そして、フローリングや、トイレの床や浴室床などは、普段は軽く掃除する程度でしかしたことがないという方が多いかと思います。擦りすぎて傷つけてしまう。という失敗もプロならばないので、安心して任せることができるでしょう。
キレイが長続きするので手間いらず!
やはりプロなので、汚れ・カビ除去のクリーニングの他に対策もしっかりとおこなってくれるでしょう。私たちが、全てキレイに清掃したとっしても、清掃後の対策はとても重要な部分になってきます。
せっかくキレイにしたのに、すぐに汚れやカビができてしまっては二度手間になってしまいます。業者に依頼することによって、キレイが長持ちし、プロからの掃除のアドバイスをもらえる。というメリットもあります。
まとめ
上記のように、自分でできるハウスクリーニングについてまとめました。意外に簡単にできる方法がたくさんあったかと思います。家に置いてあるものも、クリーニングに使用できることも知れました。
・必要な物は作業する前に揃える
・掃除する順番は、上から下へ奥から手前へ
・掃除する前に家具などを移動
・分解できる部品は分解しておく
・洗剤や道具を使い分けが大切
・どうしても落ちない
・時間がない
そんなときは、一度プロに相談してみるとよいでしょう。