カーペットのクリーニングをする場合は、業者に依頼もしくはコインランドリーでキレイにしましょう。
カーペットのクリーニングは、業者でないとおこなえないと思いがちですが、コインランドリーを使えば、自分で洗うこともできます。
業者に依頼するときの料金相場や、コインランドリーを使用したときの料金相場・使い方についてお教えしますので、ぜひ参考にしてみてください。
カーペットの汚れを防ぐ日々のお手入れ方法についてもご紹介します。
カーペットのクリーニングにかかる料金の相場
カーペットのクリーニング方法はふたつあり、掃除に来てくれるハウスクリーニング業者に依頼する方法と、業者に依頼をして工場でクリーニングしてもらう方法です。
カーペットには、普段の掃除では取り切れないシミや皮脂などの汚れが溜まっていますので、一年に一回はプロにクリーニングを依頼するとよいでしょう。
カーペットのクリーニング費用の相場は以下の通りです。
- ・2畳以下 …… 約2,000円
- ・2畳~3畳 …… 約2,000~4,000円
- ・3畳以上 …… 約5,000円~
カーペットのクリーニング費用は、サイズだけでなく、素材によっても料金が異なります。とくに高級絨毯だった場合、料金も高くなる傾向がありますので、あらかじめ依頼先に素材について聞いておきましょう。
プロがおこなうカーペットのクリーニング方法
プロにカーペットのクリーニングを依頼した場合、まずホコリやゴミなどを吸い取り、シミ抜きなどをおこないます。次に、液体シャンプーとブラシが取り付けてあるポリッシャーでカーペットを洗います。最後に汚水を回収して、完全に乾かしたら作業は完了です。
プロがおこなうクリーニング方法は、業者によって異なる場合がありますので、詳しい工程については、依頼の際に聞いてみましょう。
カーペットはコインランドリーで丸洗いすれば安く済む!
カーペットは、洗濯機の容量内のサイズでしたらコインランドリーで洗うこともできます。コインランドリーは、クリーニングを依頼するより料金が安いのはもちろん、かかる時間も短いため、安く済ませたい人や、時間がない人にオススメです。
コインランドリーで洗うときの料金相場や、使用するときのコツ・注意点についてご紹介しますのでぜひ、参考にしてみてください。
コインランドリーの料金相場
コインランドリーでカーペットを洗う場合、使用する洗濯機のサイズによって料金が異なります。カーペットの大きさで異なる料金についてまとめました。
・2畳のカーペット
17kgの全自動洗濯乾燥機を使用した場合、1,200円ほどかかります。
・3畳のカーペット
27kgの全自動洗濯乾燥機を使用した場合、1,800円ほどかかります。
カーペットをコインランドリーで洗う場合、乾燥まで60分ほどで完了します。ただし、店舗によって、洗濯と乾燥が別になっている場合がありますので、確認しておきましょう。
コインランドリーで洗う前に準備しておくこと
コインランドリーでカーペットを洗う場合、注意していただきたいことがふたつあります。
ひとつ目は、カーペットの洗濯表示の確認です。もし洗濯の表示に水洗い不可と書いてあるようなものがありましたら、コインランドリーで洗うことはできませんので、クリーニングを依頼しましょう。
また、カーペットは、洗浄してから乾燥機で乾燥させるため、乾燥機を使用してもよいかどうかも確認しておきましょう。
ふたつ目は、カーペットのサイズに対応している洗濯機であるかの確認です。コインランドリーによって、洗濯機の容量は異なりますので、洗いたいカーペットのサイズに合わせて選ぶようにしましょう。
料金の説明でもご紹介しましたが、容量の目安は、2畳で17kgの洗濯機、3畳で27kgの洗濯機のサイズになります。
店舗によって置いてあるサイズは異なりますので、あらかじめ確認しておきましょう。
コインランドリーでカーペットを洗うときのコツ
全自動乾燥機を使用した場合、まだ乾燥が足りないと感じたら、乾燥機を使ってみましょう。その際、余熱が残っている乾燥機を使用すると、早く終わらせることができます。
また、カーペットなどの大きいものを乾燥させる場合は、途中で裏表を入れ替えると、効率よく乾かすことができますよ。
カーペットの汚れを防ぐ普段のお手入れ方法
カーペットには、目に見えない汚れが日々蓄積されています。掃除をしていないと、ダニやカビが発生するおそれがありますので、こまめにお手入れをおこないましょう。
今回は、簡単なお手入れ方法をみっつお教えしますので、ぜひ試してみてください。
お手入れ1.週に2回は掃除機をかける
掃除機は、最低でも週に2回はかけてください。押さえつけるのではなく、上から優しく、毛並みに逆らいながら動かすのがコツです。また、1平方メートルにつき、20秒を目安にゆっくりと掃除機をかけてください。
カーペットの表だけでなく、裏も掃除機をかけましょう。裏側を掃除することで、湿気がこもるのを防ぐことができます。
お手入れ2.月に1度は奥の汚れをキレイにする
掃除機では取り切れない皮脂汚れなどは、月に1度拭き掃除でキレイにしましょう。この方法は、水を使用しますので、洗濯できる素材であるかどうか洗濯表示をあらかじめ確認してください。
使用するものは、カーペット用の洗剤や中性洗剤です。これらをラベル通りに水で薄め、雑巾を濡らし、毛並みに逆らいながら拭いていきます。
拭き終わったら、洗剤がなくなるまで水拭きをおこない、乾燥させましょう。
お手入れ3.汚してしまったときはすぐに掃除をする
カーペットに飲み物や食べ物を落としてしまった場合は、すぐに汚れを取り除いてください。後回しにしていると、シミやニオイの原因になります。
汚れを落とす方法は、水溶性の汚れと油性の汚れによって異なります。
水溶性であるコーヒーやジュースなどの場合は、水で濡らしたタオルに、台所用洗剤を染み込ませ、叩くように拭き取りましょう。汚れが取れたら、必ず洗剤が残らないように、水拭きをしてください。
油性であるマヨネーズや食用油などは、除光液を使用しましょう。除光液を染み込ませたタオルを使って、同じように叩くように拭き取ってください。その後、台所洗剤を薄めたタオルでもう一度叩いてキレイにしましょう。
除光液は、アルコールは含まれていますので、火の取り扱いには十分注意してください。汚れがキレイになったら、水拭きをして洗剤を落としてください。
まとめ
カーペットのクリーニングを依頼する場合、ハウスクリーニング業者に依頼する方法と、業者に依頼をして工場でクリーニングしてもらう方法があります。
クリーニング料金は、依頼先はもちろん、カーペットのサイズや素材によっても異なりますので、詳しい料金は直接聞いてみましょう。
クリーニング料金が高いと感じたら、コインランドリーで洗うのもオススメです。コインランドリーを使用するときは、洗濯表示やサイズを確認してからもっていくようにしましょう。
カーペットは、毎日使うものですので、汚れが蓄積されないように、お手入れをしましょう。週に2回は掃除機をかけ、月に1回は奥の汚れを取り除きましょう。カーペットを汚してしまったら、シミになる前にすぐ掃除をしてください。