キッチンは毎日使う場所なので、定期的にお掃除されているかと思いますが、キッチン換気扇の大掃除は一年に数回という方も多いのではないでしょうか?
換気扇は毎日料理を作る際に回しているので、汚れやすい場所です。そのため、しつこい油汚れがこびりつき、気付いたときには、汚れが落ちにくい状況になっていたということもあるでしょう。
今回は、しつこい油汚れがついた「換気扇」の大掃除の方法を伝授!時時短につながる掃除方法のひとつ、つけ置き洗いのテクニックもお伝えします。
目次
換気扇のギトギト汚れに勝つためには下準備が大事!
キッチン換気扇の大掃除…油汚れが多く、きれいにするには時間がかかるものです。掃除を行う前に下準備や必要なものを準備しておくと、時短にもつながります。
事前に用意しておくべきもの
キッチン換気扇の大掃除を始める前に準備をしましょう。
・新聞紙
・捨ててもよいタオル
・使い古しの歯ブラシ
・キッチン用スポンジ
・45リットル用ビニール袋2枚
・わりばし
・油汚れに強い洗剤
・重曹
・セスキ炭酸ソーダ
重曹やセスキ炭酸ソーダは、軽い汚れの場合にのみ有効的です。ホームセンターなどにも、いろいろな洗剤が取りそろっていますので、業務用の油汚れに強い洗剤もお試しになるのもよいかと思います。
掃除を行う際のポイントとして、換気扇の汚れはおもに「油」なので、洗剤をかけただけだと汚れはなかなか落ちません。そのため、つけ置きが有効になります。洗剤などに付けたあとで汚れが浮いてきたら、用意していた道具類の出番です。
新聞紙などでコンロや壁などを養生する
キッチンで換気扇の大掃除を始める前に、コンロや壁などに新聞紙を広げておきましょう。フィルターなどを取り外す際にホコリや汚れが、おちてくるのを予防することができます。
また、油汚れが手につくとベタベタしてしまい、掃除がしにくくなります。ビニール手袋などをはめてから、フィルターを取り外しましょう。
45リットル用ゴミ袋でシンクを洗浄用スペースにする
キッチン換気扇の大掃除をする際はシンクを利用しましょう。シンクに45リットル用のゴミ袋を広げ、その中にお湯と洗剤を入れてつけおきする、時短テクニックです。
キッチンの汚れは油が大半で、油は低い温度になると固まる習性があるので、水につけてしまうと逆効果です。そのため、お湯につけ置きすると、汚れも落ちやすくなり、掃除がしやすくなります。
キッチン換気扇の大掃除、汚れが固まっている場合
しかし、油汚れはとても頑固で、つけおき洗いをしただけでは、一度で汚れやベタベタ感は取り切れないかもしれません。
なので、たくさんの汚れがこびりついているようなら、ある程度の油汚れはザックリこそぎ落としておきましょう。何度も掃除をする手間を省け、キッチン換気扇の大掃除の時短につながります。
フィルターは業務用洗剤と歯ブラシで油をこそぎ落とす!
業務用の洗剤は非常に強力です。直接触れると肌が荒れてしまうことも考えられますので、ゴム手袋をはめましょう。
そして、フィルター全体にたっぷり洗剤をかけましょう。油汚れは酸性なので、アルカリ性の洗剤と中和させ、油を分解させる必要があります。10分ほどおくと、しつこい油汚れに有効です。
汚れに洗剤が浸透してきたら、歯ブラシでフィルターの目に沿って汚れをかきだしましょう。汚れがとれたら、洗剤を洗い流します。
シロッコファンは割りばしで油をかき出す!
一番、時間がかかる、「シロッコファン」。これは、取り外す作業も必要です。難しそうに思えますが、中央にあるネジで固定されているだけなので、簡単に取り外しができます。
そして、シロッコファンはプロペラファンに比べて羽の形状が複雑なので、掃除の時間がかかります。少しでも時短になるようにまずは、割りばしである程度の汚れをかき出し、取り除いておくことで、洗剤も効力を発揮してくれて、汚れも落ちやすくなります。
キッチン換気扇の大掃除、なるべく苦労しない方法
キッチン換気扇の大掃除は、毎日使用する場所で、なかなか普段から念入りに掃除はしない方も多いかと思います。なので、いざ掃除をしようとする際に、こびりついてしまった油汚れに苦戦する可能性が高いです。
換気扇の汚れは、大半が油汚れで取れにくくもあるので、手間がかかる部分です。、簡単に済ませられ、時短でできる方法が助かりますよね。おすすめは、ある程度のこびりつきを落としたら、時短とお手軽一石二鳥な「つけおき洗い」です。では、さっそくご紹介します。
重曹と50度のお湯でつけ置き洗いする方法
フィルターもシロッコファンも、お手軽で時短のビニール袋でつけおき洗いをしましょう!頑固な油汚れも、つけ置きをすることでするっと落とすことができます。
1、シンクに、用意しておいた45リットルごみ袋を2枚重ねて広げ、50℃前後のお湯を張ります。
2、重曹をごみ袋の中のお湯に入れ、よくまぜましょう。
3、その中にフィルターをいれ、1時間ほどつけ置きをしましょう。(入れる前に、大きなホコリがついていたら取り除いておくとよいでしょう。)
5、時間が経ったら、スポンジなどで汚れをこすり洗いしましょう。
6、シロッコファンを新聞紙などの上に置き、キッチンペーパーなどで水気をとりましょう。
セスキ炭酸ソーダを使ったつけ置き洗い
もし、油汚れがヌルヌルしているような状態でしたら、セスキ炭酸ソーダの出番です。
油汚れの年季が入っていると汚れが落ちにくくなっているので、まずは、割りばしである程度の汚れをかき出して取除いておきましょう。そして、1時間ほどつけおき洗いをしてください。
換気扇汚れ、素人には落としきれないのが普通!?
ご家庭でできるキッチン換気扇の大掃除の方法はたくさんありますが、頑張ってやってはみたものの、「思ったようにキレイにならなかった…。」と感じる方もいらっしゃるかと思います。
油汚れはなかなか取り切れないものなので、素人では完璧に取り切るのは難しいかもしれません。
換気扇は3か月に一度取り外して、きれいに洗浄をおこなっていることが理想です。しかし、換気扇は複雑なつくりなので、取り外すだけでも一苦労です。そのうえ、忘れずに掃除を行うのは少し難しいですよね。
「気づいたら、掃除を忘れていて汚れがこびりついていて、自分でやるのは自信がない」という方や、「あらゆる掃除を試したけれど、満足いく状態にならない」方はプロの力をかりるのをおすすめします。
プロには高い技術と深い知識やたくさんの経験がありますので、安心してお任せできるのがうれしいですね。
業者によって、施工の内容や料金は違います。そんなときは比較サイトを利用されてはいかがでしょうか?比較サイトでは、どこの業者がご自身の希望と合っているか、かかる費用が適切かどうか比較検討できます。
比較しながら検討することで、平均の金額も知ることができるでしょう。相見積もりをとることで、一番納得のいく価格・サービスを提供してくれる業者を選びやすくなります。
また、比較サイトや他のサイトなどには、その業者を利用した方の口コミなどが記載されている場合もあります。合わせて閲覧をすることで、業者選びの手助けとなるでしょう。
まとめ
今回は、キッチン換気扇の大掃除についてお伝えしました。キッチンの換気扇は年季の入った油汚れが大半なので、通常の掃除方法では落としきるのは難しいかもしれません。
今回ご紹介した掃除方法をお試しいただき、日ごろから掃除をすることで、キッチンの換気扇を大がかりに掃除をしなければならない悩みも軽減されます。
ご自身での掃除に限界を感じられるようでしたら、プロに依頼するのもおすすめです。負担がなくなり、なおかつ、素人では行えない方法でピカピカにしてくれるでしょう。